Works

実績

Dr.Passport(ドクターパスポート)
海外での言葉の「困った」をきっかけに事業化

<開発の経緯>
1996年の会社設立時に、自らの海外生活で自分の症状を正確に伝えられなかった経験をもとに、多言語での医療会話に特化した冊子「 Dr. Passport」を開発。複写式カーボン紙を用い、1枚目に母国語を、2枚目にすでに翻訳した外国語を印刷し、該当する項目にチェックをすると2枚目にも複写される。240症例掲載。
外国語ページを医療従事者、ホテルスタッフなど見せれば、自分の病歴や持病、現在の症状などを伝えらえる。

<拡販方法>

  • 当初は、書店ルートのみで販売していたが、在日外国人コミュニティー、海外への留学生、赴任家族などへの福利厚生ツールや、サービス告知物として採用され発行部数が増加。
    採用企業は、国際通信会社、クレジットカード会社、航空会社、旅行代理店、ホテル、製薬会社、旅行傷害保険、銀行、生命保険会社、携帯電話会社など多岐にわたる。
  • また、複写式冊子に加え普通紙版も開発。当冊子採用企業様の要望に応え、冊子の仕様、言語の選択でき、オリジナルの会話例などの制作などカスタマイズしたコンテンツの提供を開始。累計発行部数は80万部を超える。

<アプリの開発>

  • 2015年、海外へ進出する企業の増加や国際間の人的交流の増加、在日外国人、インバウンド観光客の増加になどの社会的ニーズの高まりと、スマートフォンの普及を背景にアプリを開発。
    ※詳細は、https://dr-passport.comhttps://mais.co.jp/product/607

<制作言語>
開発当時:日本語、英語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、韓国語、イタリア語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語、タガログ語、タイ語
アプリ制作時:ベトナム語、インドネシア語、ロシア語

※参考

  • 冊子累計発行80万部(OEM版70万部・製品版10万部)
  • 電子手帳へのコンテンツ提供(年間約70万台へ搭載)